胃内視鏡検査(胃カメラ)
胃内視鏡検査(胃カメラ)
胃内視鏡検査の苦痛は本質的には喉の反射によるものです。軽い鎮静剤を使うことで、それらの苦痛を緩和し検査を楽にお受け頂けます。当日絶食であれば予約なしでも検査は可能です。(毎日検査可能)
ピロリ菌は人間の胃内にのみ、すみつく細菌です。 このピロリ菌感染が原因で、胃・十二指腸潰瘍・胃がんを引き起こすことがわかっており、内視鏡による生検で感染の有無を診断することができます。
実は日本人の50代以上で、60%から70%の人が感染していることが推測されています。内視鏡検査の際に行う生検組織を用いた診断法には、迅速ウレアーゼ試験、培養法、組織鏡検法があります。 そのうち迅速ウレアーゼ試験は簡便性、判定時間の短縮に優れています。 ピロリ菌陽性の胃炎・胃潰瘍と判定されたら、薬剤による除菌療法を推奨されています。 ピロリ菌の感染者は、全くピロリ菌に感染したことがない人に比べて胃がんのリスクは10倍以上であることが報告されていますので、注意が必要です。
当クリニックでは最新の内視鏡システムである挟帯域光観察(NBI=Narrow Band Imaging)システムを導入しています。狭帯域光という特殊な光源を用いて観察する方法で、特に食道・胃・大腸などの早期がんの発見に有用です。
解像度が高く拡大観察機能を搭載した見逃しの少ない精密検査用のカメラを使用しています。
OLYMPUS (オリンパス) 社 EVIS LUCERA ELITE 290シリーズ
オリンパス社の最上位機種使用し精度の高い検査を実施しております。